ニッカウィスキー「竹鶴」の人気ラインナップ、17年・21年・25年の終売が決定しました。
現在も原酒不足で出荷制限がかかっている状態ですが、ここから転売屋などの購入ラッシュでさらに手に入りずらくなることが予想されます。
終売予定は2020年3月末。
バーでの人気も高く、味とコスパともに優れていたウィスキーだけにとても残念に思います。
特に17年はバランスも良く、値段も高すぎないので家飲みにもおすすめのウィスキーです。
Amazonではまだ購入可能なようですが、すでに値段が跳ね上がってました・・・(竹鶴17年で6万4千円)※2020年1月現在
ノンエイジのピュアモルトもつられて値段が上がっていますので、購入する場合は注意が必要です。
ニッカウィスキー「竹鶴」とは?
ニッカウィスキー「竹鶴」とは、ジャパニーズブレンデッドウィスキーで「余市」と「宮城峡」から作られているウィスキーです。
もともと人気はあったものの、テレビドラマ「マッサン」の影響を受けてからの人気は異常なほどでした。
2年ほど前に竹鶴の原酒を確保するために、余市10年・余市12年・宮城峡12年が終売となってしまい、いつかこうなってしまうのでは?という危惧はありましたがまさかこんなに早く竹鶴自体も終売を迎えることになるとは非常に残念です。
ストレートからソーダ割り(ハイボール)や水割りまでおいしく飲めるジャパニーズウィスキーとして人気でしたが、いよいよ気軽には飲めなくなってしまいました。
悲しいですが、ウィスキーの終売はつきものなのでまたおいしいウィスキーを探すほかないかなと思います。
近年はジャパニーズウィスキーの種類も増えてきているので、代わりのウィスキーを探すことは可能ですが、飲めないとなると飲みたくなるのが酒飲みの性ですね(高いけど・・・)
一応Amazonで購入は可能なので終売予定の2020年3月までにゲットしておくのもいいかもしれません。
竹鶴17年ピュアモルトのあじわいとおすすめの飲み方
ピュアモルトと言われてますが、大きく分類するとブレンデッドウィスキーです。
昔はバッテッドウィスキーと言われた、グレーンウィスキーを使わないモルトウィスキーのみをブレンドしたウィスキーの総称になります。
余市のピート感と宮城峡のシェリー感を融合したウィスキーで「スモーキーでありながら飲みやすいウィスキー」として人気の竹鶴17年。
おすすめの飲み方はストレートがベストですが、ソーダ割り(ハイボール)でもかなりおいしい部類のウィスキーになります。
スコッチは苦手だけど竹鶴は飲みやすいといわれるほどの柔らかさを作り上げるのは、絶妙なバランスで配合された宮城峡のおかげでしょう。
※WWA(ワールド・ウイスキー・アワード)2012ワールド・ベスト・ブレンデッドモルト(ピュアモルト)受賞
竹鶴21年と25年の価値は?
竹鶴21年と25年に関してはあまり飲まれたことがある人は少ないと思います。
25年はもともと値段も高く、あまり出回っていなかったので今から飲もうと思ってもバーでは置いてあるお店は少ないです。
意外と知られてなくてお得だったのが、竹鶴21年。
値段も竹鶴17年から少し高い程度でまろやかさが圧倒的に違いました。
主にストレートがおすすめのウィスキーで、初めてのウィスキー入門にも飲みやすい味わいだったのでぜひもう一度味わっておきたいものです。
終売になると一気に価値が変わってしまうので、なかなか手が出せなくなりますが、バーによっては残りを今まで通りの価格で出してくれるお店もあるのでもし見つけたら聞いてみるのがいいかもしれませんね。
竹鶴17年・21年・25年終売で代わりにおすすめするウィスキー!ノンエイジはどうなる?
竹鶴17年・21年・25年が終売になってしまうことが決定して残念に思いますが、新しいウィスキーにチャレンジする機会ができたと思うことで何とかこらえましょう!
ちなみにノンエイジ(ノンヴィンテージ)はまだ継続して販売しているので安心してください。
といっても17年と比べて天と地ほどの差がありますが、竹鶴の味わいが消えてしまうわけではないのはいい知らせですね。
では竹鶴が終売してしまった後におすすめのウィスキーを紹介していきますね。
マルスウィスキー 越百モルトセレクション
マルスウィスキーは最近ジャパニーズウィスキーの中でも注目されている蒸留所です。
マルスウィスキーと言えば駒ヶ岳を連想する人が多いでしょうが、安くておいしいウィスキーは他にもあります。
マルスウィスキーの中でもタイプの異なるモルト原酒を独自のブレンド技術で作り上げた越百モルトセレクションは、竹鶴17年にも引けを取りません。
はちみつやキャラメルを連想させるような甘みの中に、スモーキーフレーバーを感じ、優しいあじわいが特徴的。
ストレートからソーダ割り(ハイボール)までどんな飲み方にも対応できるおすすめのジャパニーズウィスキーです。
サントリーウィスキー 響ジャパニーズハーモニー
言わずと知れたジャパニーズウィスキーの大御所。
ジャパニーズブレンデッドウィスキーの中では1番の売れ筋なのではないでしょうか?
山崎と白州をベースとして作り上げられている響ジャパニーズハーモニーは華やかな香りの中に、すがすがしさを感じるウィスキーです。
ミズナラ樽を熟成に利用しているので、日本人の口になじみやすい仕上がりになっています。
響も12年、17年ともに終売となってしまい代替商品として販売が開始されたのがジャパニーズハーモニーなのですが、問題なく美味しい味わいでした。
こちらも飲み方のスタイルにとらわれることなく、どんな飲み方でもおいしく飲むことができるウィスキーです。
シーバスリーガルミズナラ18年
シーバスリーガルミズナラ18年は2019年12月より発売が開始されたまだ新しいウィスキーです。
シーバスリーガルミズナラ12年は前から販売されていたのですが、人気に火が付きいよいよ18年の販売も開始されました。
日本産の貴重なミズナラ樽を利用したウィスキーで、日本限定での発売ウィスキーになります。
シーバスリーガル18年 ミズナラ カスク フィニッシュは18年以上熟成されたモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドし、ミズナラ樽でフィニッシュした特別なブレンド。
シーバスリーガルの持つフルーティーでエレガントな味わいに、ミズナラ樽でのフィニッシュによる、クリーミーさとほのかなスパイス香が加わります。
日本限定発売の新商品として僕も試飲をしましたが、飲みやすいのに熟成感をしっかりと感じるとてもいいウィスキーでした。
個人的にはロックがおすすめですが、ソーダ割り(ハイボール)にしてオレンジピールを振りかけると一層おいしく飲むことができます。
竹鶴17年・21年・25年の終売とともに新たなウィスキーにチャレンジしよう
慣れ親しんだ竹鶴の終売はとても残念ですが、この機会に飲んだことのないウィスキーにチャレンジしてみることをおすすめします。
ブレンデッドウィスキーは近年新作も増えてきていますし、ジャパニーズウィスキーもまだ知られていないものが多くあります。
ぜひ新しいウィスキーにもチャレンジしておいしいものを見つけていきましょう。
お酒と上手く付き合っていくためのアルコールチェック
あなたはアルコールが体質によってどの程度分解できるか決まっていることを知っていますか?
お酒と上手く付き合っていくためにはあなたのアルコール体質を知ることが重要です。
お酒は飲み続けても強くなりません!
かなりの部分で遺伝的体質によって決まっているのがお酒の強さなのです。
なかなか酔わないからといって急ピッチでお酒を飲んでいると急性アルコール中毒の危険もあり注意が必要。
お酒と楽しく長く付き合うためにも一度あなたのアルコール体質をチェックしましょう!
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