「日本酒は糖質が多いから太るよ」このようなセリフ、よく聞きます。
本当に日本酒を飲んでいるだけで太ってしまうのでしょうか。
とくにダイエット中は飲まないほうがいいと言いますが、そんな事はありません。
ダイエットを意識するあまり、飲みたい日本酒をがまんしてもらいたくないという気持ちから、日本酒のカロリーや糖質量を調べてみました。
そのほかの視点からも「日本酒」と「太る」という関係について、紹介します。
ダイエット中の方も、ぜひ一緒にポイントをおさえ、安心して美味しい日本酒を楽しみましょう。
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日本酒1合のカロリーは低い

そもそも、日本酒のカロリーはどのくらいなのでしょうか。
正確な数値まであまり気にしたことはありませんでしたが、100mlで100~110kcalです。
ビールだとだいたい半分くらいの40~50kcalですが、ウイスキーはなんと約240kcalあるので、日本酒のカロリーはおどろくほど高いわけではないということが分かります。
1合の量が180mlなのでだいたい180kcalということになります。
ついでに言ってしまうと、コーラやジュース類のカロリーは100mlあたり40~45kcalです。
この数値だけを見てみると、とても低く感じますがジュース類などの飲み物は多くの人がペットボトルで購入することがほとんどだと思います。
ペットボトルですと、500mlが一般的です。そうすると一回での摂取カロリーはおよそですが200~225kcalになります。
このことを考えてみても、まったく高カロリーとはいえません。
お米から作られている日本酒。言うまでもなく、糖質は確実に多いと決められがちですが、むしろ一般的にいわれている感覚よりも低いカロリーです。
日本酒1合の糖質量

100ml中の糖質量を考えてみます。
- 日本酒(純米酒)は約3.5g
- ビールは約3g
- 赤ワインは約1.5g
- ウイスキー、焼酎は0g
100ml中だけの数値を見てみると悲しいことに日本酒は第一位になります。
でも、待ってください!
ビールを飲むとき、100mlだけ飲むということはほとんどありません。
一缶だけ飲むとしても350mlです。
350mlだとビールの糖質は10.5gという結果になり、日本酒を一合(180ml)飲んだ場合の6.5gより上回っています。
じっさいに飲む量を考えてみると、日本酒だからといっていつでも糖質量が最高級で危険ということではありません。
ただ、これは純米酒の場合で、日本酒の種類によって糖質量はちがいがでてきます。純米吟醸酒は4.1g、本醸造酒になると糖質の量は約4.5gと少し多くなるので注意が必要です。
日本酒の糖質量は、およそ4gくらいと覚えていると問題ありません。
一般的に飲む量の場合で、一合ですと180mlなので、目安として7gほどになります。
日本酒の原材料はお米と米麹とお水です。
お米には糖分は含まれていませんが、麹を加えることによりお米に含まれている「でんぷん」が糖化されて糖分が生じます。
この関係により純米酒と本醸造酒の糖質の量に異なりがでてくるのです。
焼酎やウイスキーの糖質はゼロですので、お酒の中でそれほど糖質が多くなく安心、というわけではありません。
どうしても気になるときは、糖質カットや糖質ゼロの日本酒を試してみるのもいいですね。
日本酒一合当たりのカロリーを比較

日本酒一合は180mlで、徳利のサイズがこの一合と同じくらいの量です。
日本酒を飲むさい、徳利とセットになっているのが「おちょこ」です。
おちょこ一杯は18mlなので、おちょこ10杯でちょうど一合ということになります。
ここで日本酒とビールや焼酎など他のお酒を比較してみます。
まず、アルコール量についてです。
基準飲酒量に使っている「一単位」とは一合です。
一合のアルコール量は20gとなっています。
これは、日本酒一合(180ml)、ビール中瓶(500ml)一本、
焼酎0.6合(110ml),ワイングラス2杯、ウイスキーではダブル1杯(60ml)
このようになります。量にばらつきがあるのが意外です。
基準飲酒量はお酒を飲むときの適正量として一合と定められています。
この理由は一晩のうちにアルコールを体内で処理できる量が目安になっています。
次にカロリーを比較してみました。
- 日本酒一合は約170kcal
- ビール500ml(中瓶)は約200kcal
- 焼酎25度本格焼酎110mlは約146kcal(レモンサワーだと170kcal)
- ワイン(グラス2杯)180mlは
このようにカロリーを比較してみると日本酒のカロリーはそこそこあるんだな、と思います。
ですが日本酒はアルコール度数がもともと高く、飲み方も少しずつ味わって飲むお酒です。
一合飲めばもう心地よい気分になっていますので、ビールなどのように沢山の量を飲むことは通常ありません。
ビールは中瓶一本で終了ということにはなりませんし、レモンサワーだと3~4杯、グラスワインも2杯以上飲むことを考えてみると総摂取カロリーは日本酒は低いという結果になります。
日本酒で太るといわれる原因はおつまみ

意識したいのは高タンパク、低カロリーのおつまみです。
これまで紹介したとおり、日本酒自体ほかのお酒とカロリーも気になる糖質も種類によって多少違いもありますが、それ以外はそれほど大差はありません。
と、いうことは太る原因はやはりお酒のお供、「おつまみ」です。
ただでさえ、お酒を飲んでいるとついつい箸もすすんでしまうものです。
何故かというと、アルコールは肝臓で分解されるときに糖分をエネルギーに変えます。すると血糖値が下がってしまうので糖分を補おうと、糖質などが高いものが食べたくなってしまうのです。
肝臓になるべく負担をかけず、ダイエットにもいいおつまみを食べるように気をつけたいですね。
枝豆はタンパク質が豊富でメチオニンというアルコールの分解をうながす抗酸化物質も含まれていて、お酒のおつまみに最適です。
そのほか、居酒屋でも家飲みでも手軽に食べられる冷奴など、大豆系の製品もタンパク質が含まれています。
肝臓の機能を正常に保ってくれる働きもあり、食べかたのバリエーションもじつは豊富でとても嬉しいおつまみです。
ネギ、ミョウガ、かつお節をのせた定番の冷奴以外でも、豆腐にのせたネギの上にごま油をかけて食べるのも美味しいです。
もうひとつ、おすすめなのは豆腐に食べるラー油をのせる食べかたです。
ガーリックスライスがアクセントをつけてくれて、何とも言えなく美味しいです。
辛いのが少し苦手なかたでも意外といけると思います。
日本酒にとてもよく合います。ぜひ試してみてください。
意外な組み合わせとして相性がいいと言われているのが、チーズです。
とくにクリームチーズはクセがなく、食べやすいです。
お刺身、焼き鳥もグルタミン酸(アミノ酸の一種)が豊富でおすすめです。グルタミン酸には脳の活性化、脂肪の蓄積防止、利尿作用、美肌効果、血圧を下げる効果、さまざまな効果が期待できます。
ダイエット中におすすめの日本酒で太ることのない飲み方

まず、空腹では飲まないことです。
胃の中になにも入っていない状態でアルコールを摂取してしまうと、胃の活性化につながり、食が進みます。
その結果、思っている以上に食べてしまいます。
さらにアルコールの吸収が早くなるので、アルコールが中性脂肪に変わる働きが促進されます。
これぞまさに太る原因です。
アルコールの吸収が早くなるということは、比例して酔いも早くなるということになります。
ほろ酔いならまだ問題ないでしょう。
ですが、酔いが激しくなってくると飲むペースも食べる量もセーブが効かなくなってきます。
これは危険です。当然、身体にも良くありません。
あとは、飲む前に油ものをお腹に入れておくこともオススメです。
理由は、油ものはアルコールの吸収の早さを抑制する効果があるからです。
意外な効能ですよね。
だからといって、いきなり空っぽの胃の中に油ものを入れてしまうのも刺激があるので、豆腐や漬け物、野菜サラダなどを軽く食べてから摂取すると胃にも優しく、安心です。
ただ、揚げ物はそれ自体が高カロリーなので食べるのは少量にしましょう。
食べすぎては意味がなくなってしまいます。
三つ目は、熱燗のおすすめです。
日本酒には「冷や」と「熱燗」の飲み方があります。冬になると代謝が落ちたと思うように、体は冷えを感じるとどうしても脂肪を貯めたくなってしまうようです。
熱燗で体を温めながら飲むと、おつまみや食事を一緒に摂っても太りやすくなりません。
夏でも冷房が効いている涼しい場所で飲むことが多いとおもうので、年中無休で熱燗もいいですね。
日本酒を飲んでも太ることはない!1合のカロリーは低いが飲みすぎには注意

日本酒を飲んでいるからといって、それだけで太ることはありません。
それは日本酒に限られたことではなく、どのお酒においても同じです。
糖質の量やカロリーの違いはもちろんありますが、気をつけたいポイントは「適量」と「高タンパクで低糖質のおつまみ」です。
いくらおつまみに気を使っていても、お酒を浴びるように飲んでしまっては意味がありません。
逆にお酒の量ばかりきにしてしまい、低カロリーでヘルシーだからといっておつまみをひたすら食べ続けてしまうのもいけません。
すべては「適量」。
このひと言につきます。
「百薬の長」といわれる日本酒。
タンパク質やビタミンBが豊富で新陳代謝の促進、生活習慣病を防ぐはたらき、血行がよくなることでの冷え性の改善などすばらしい効能がたくさんあります。
さらには美容効果もバツグンです。飲み続けることで、肌にハリがでてくることやシミ解消に効果がある「フェルラ酸」も日本酒から摂取することができます。
健康と美容にとても良いお酒です。できるだけ長くお付き合いをしていきたいです。
ポイントをおさえて「太るかも」などと気にせず日本酒ライフを楽しみましょう。
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お酒と上手く付き合っていくためのアルコールチェック
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