どうも、のら猫です。
今回は、僕の大好きなジャパニーズウィスキー白州と響が販売休止になってしまいました。
一本ぐらい取っておけばよかった(>_<)
白州シングルモルトウィスキーについて
白州といえば、語らずとも知っている方の多い日本のウィスキーの代表作、その中でもスタンダードヴィンテージだった12年は僕がお酒を飲みだした初期にハマってよく飲んでいました。
白州はサントリーのウィスキー造りの50年を記念して駒ヶ岳の麓に設立されました。
そこから、近年のハイボールブームもあり森薫るハイボールとブランド化し一気に人気を得ていきました。
今思えば、朝の連続ドラマ【マッサン】の放送後、白州、余市、山崎と有名なウィスキーの原酒不足の連続ですべて、ノンビンテージ(年数表記なし)になったあたりから原酒の残りはかなり少なかったんだろうと思います。
余市の時もへこんでました(笑)
今後、白州のラインナップはノンエイジ、18年、25年になるのですが気軽に飲めるのがノンエイジしかなくなってしまいました。
気になる白州の定価ですが、希望小売価格で8500円仕入れてた時は7000円台だったと記憶にあります。
ちなみに、今のオークション価格は約50000円( ゚Д゚)
こんなの気軽には飲めません。
味わいですが基本的には爽やかな味わい、その中に柑橘のような甘みがかくれている良質なウィスキーだったんで非常に残念です。
バーで見つけて、元値で出してくれていたらぜひ飲んでみてください。
響17年ブレンデットウィスキーについて
こちらも、大人気の逸品だったんですが、ブレンデットウィスキーというキーモルト、グレーンモルトを数種類絶妙に配合して作られるウィスキーで、キーモルトに白州が使われていたため同時に終売の方向になるそうです。
ジャパニーズウィスキー響と言えば日本だけにとどまらず、海外の方にも人気が高く、ブレンデットウィスキーゆえにウィスキー初心者にも飲みやすくまろやかな味わいです。
僕もウィスキー初心者だったころにオジサマに連れられて行ったスナックで飲ませていただいてました。
つい最近響12年が終売になり、こちらも新しくノンエイジの響ジャパニーズハーモニーが出たばかりの中、響17年も終売とはビックリでした。
代替わり品として響ブレンダーズチョイスなる新作が出るらしいのですが残念ながらまだ飲んでません。
テイスティングノートを調べてみると、ワイン樽を使用し平均熟成年数が15年、30年オーバーの原酒も入ってるらしいので楽しみにしています。
白州・響終売で代わりになるおすすめのジャパニーズウィスキー
なくなってしまったものはしょうがないのでまだ買えるおすすめジャパニーズウィスキーを現役バーテンダーのら猫が紹介していこうと思います。
岩井トラディッショナルワインカスクフィニッシュ
こちらは焼酎を主に作っている本坊酒造さんの中の長野県駒ヶ岳にあるマルス信州蒸留所のウィスキー。
熟成には山梨マルスワイナリーの穂坂日之城農場産赤ワインの空き樽で一年以上追加熟成したブレンデットウィスキーです。
マルス信州蒸留所はまだ比較的新しい蒸留所ですが安価でおいしいウィスキーを多数作っているのでかなり期待しています。
同蒸留所の越百(コスモ)というウィスキーもおすすめです。
ニッカカフェモルト
ニッカカフェモルトはニッカが所有する【カフェスチル】と呼ばれる連続的に蒸留を繰り返す連続式蒸留機で作られたウィスキーです。
【カフェスチル】は世界でも希少な伝統的連続式蒸留機でグレーンウィスキーを生産する工程と一緒になります。
味わいは華やかでなめらか、甘みと樽の香りがしっかりとくるとてもおいしい味になります。
ほかにも同じ製法で作られたカフェグレーン、スピリッツだとカフェジンとカフェウォッカも販売していて、どれも少し値は張りますがとてもおいしかったです。
イチローズモルトモルト&グレーンホワイトラベル
イチローズモルトと言えば、生産数が少なくプレミア価格【1本1000万とかもある】のボトルが多いことで有名ですがこちらのモルト&グレーンホワイトラベルは比較的安価な3500円と良心的です。
イチローズモルトのリーフシリーズというシリーズものになっており同じシリーズのワインウッドリザーブ、ミズナラウッドリザーブ、ダブルデスティラリーとあったのですがこちらのほうはなかなか手に入らなくなってしまいました。
少し前までは普通に売っていたのに残念です。
特にワインウッドリザーブはプレミア価格で倍以上になってて手が出ませんでした。
味わいはやはり若い原酒を使っているみたいなので少しつんとしたアルコール感はありますが、ほんのり柑橘系の甘みがありやはりイチローズモルトはおいしいと思わせてくれる上品な味わいです。
少しだけ初心者向けではない感はありますが見つけたら飲んでみて間違いないです。
まとめ
ウィスキーも時代の流れや流行りだったりもあって残念ながら終売になってしまうウィスキーも少なくありません。
しかしそれとともに新しいウィスキーや今まで飲んだことがなかったウィスキーを飲むチャンスでもあります。
あなたもぜひあなた自身のおすすめのウィスキーを探してみるのも楽しいですよ。
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