人気上昇中のクラフトジンとは?季の美・和美人・六など日本産のジンやおすすめの飲み方までその魅力を知ろう

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最近人気が高く、たくさんの蒸留所からリリースされているジャパニーズクラフトジンは完成度も高いものが多く世界のジンと肩を並べています。

僕の働いているバーでも飲まれる方が多くいらっしゃるので、今回はジャパニーズクラフトジンの魅力について紹介していきます。

まずジンと聞いてもしっくりくる方は少ないでしょうが、有名なカクテルのジントニックはほとんどのかたが飲んだことがあるでしょう。

ジンとはイギリスのロンドン発祥のスピリッツに分類されるお酒で、当初は薬として売られていたこともあるお酒です。

 

そのジンを日本で作っているのがジャパニーズクラフトジンと呼ばれるものになるのです。

※クラフトとは小規模の生産所による、少量生産の意味

日本の大きな会社だとニッカウィスキーが製造、販売をしているジンもあり味わいもかなりものもです。

Amazonにてジャパニーズクラフトジンの飲みくらべセットも販売されているので、とりあえず飲んでみたいという方は参考にしてください。

このセットなら有名どころのジャパニーズクラフトジンが全て楽しめて、飲み比べるのにも最適になっています。

 

ジンとは?原料や原産国、たくさんの人に飲まれている人気の秘訣や有名な銘柄

※ご自宅用 4ヶ国のプレミアムジン6種セット(チェイス・ジェネラス・ポーリ・季の美・サントリーROKU・ニッカカフェジン)
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ジンと聞くと何が思い浮かぶでしょうか?

名探偵コナンの黒の組織が思い浮かぶ方もいるでしょうが、今回はお酒の方のジンのお話です。

ちなみに名探偵コナンではほとんどがお酒の名前で黒の組織が登場するので、お酒を覚えるにはいいかもしれません。

 

まずジンは大麦・ライ麦・じゃがいもなどを原料とした蒸留酒で、ジュニパーベリーと呼ばれる、ねずの実を使って香りづけをしたスピリッツと呼ばれるジャンルのお酒です。

ジンはそのまま飲んでもおいしいのですが、カクテルの主材料に使われることが多く、ジンの置いていないバーはないでしょう。

有名なジンを使ったカクテル

  • ジントニック:ジン+ライム+トニックウォーター
  • ホワイトレディ:ジン+コアントロー+レモン
  • ギムレット:ジン+ライム

などがあります。

ジントニックは居酒屋でもメニューに載っているのでほとんどの方が飲んだことがあるでしょう。

カクテルに使われるジンは主にロンドンドライジンと言われるキレのいいものが多く、ビフィーターなどが使われていることが多いです。

 

ちょっと前までジンと言えば、ほとんどがロンドンドライジンのみだったのですが、近年では日本産のジンの需要が高まっていて、現在日本のジン輸出は焼酎の輸出額を上回ってウィスキーに次ぐ第2位の輸出量を誇っています。

国産ウィスキーの人気の高さで値段が上がっているウィスキーの次に人気が高まるのはジャパニーズクラフトジンだと僕も思っているので、まだ値段の変わっていないうちに楽しんでみてはどうでしょうか?

 

ジャパニーズクラフトジン【季の美】京都ドライジン

季の美京都ドライジンは近年のジャパニーズクラフトジン人気の火付け役と言ってもいいほどの知名度を持っています。

お米から作るライススピリッツにボタニカル(薬草・香草などのフレーバー)に玉露やゆず、ヒノキや山椒といった日本ならではの素材を積極的に取り入れた、英国と京都の伝統の融合を果たしたプレミアムクラフトジンです。

 

ジュニパーベリーの効いたロンドンスタイルのジンに「和」の味わいがしっかりとマッチしている日本人にも飲みやすいように作られていて、ジンらしさを充分に残しつつも、日本になじみの深いゆずの香りが広がっていく高級感あふれるジンに仕上がっています。

通常、ジンは全てのボタニカルをまとめて蒸溜しますが、「季の美」の製法は非常に独特で、11種のボタニカルを特性に応じて「ベース(礎)」、「シトラス(柑)」、「ティー(茶)」、「スパイス(辛)」、「フルーティ&フローラル(芳)」、「ハーバル(凛)」の6つのグループに分類し、別々に蒸溜した後にブレンドします。

それぞれの素材を最大限に生かしながら匠の技で絶妙な調和を取る、京都蒸溜所の「雅」製法という特別な作り方がこの素晴らしい味を作っているのです。

 

日本のスピリッツでお米を原料に使っているものはどうしても米焼酎のような味わいがすると思っていたのですが、季の美京都ドライジンはしっかりとロンドンドライジンのような味わいをしているのでジン好きな方はもちろん、比較的飲みやすいのでこれからジンを飲み始めてみたいかたにもおすすめの1本となっています。

 

また季の美京都ドライジンはたくさんのシリーズをリリースしておりその中でも個人的に1番おすすめなのが【季のTOU】京都オールドトムジンです。

 

オールドトムジンとは通常のジンに加糖を施したもので、【季のTOU】京都オールドトムジンでは季の美と同じ11種類のボタニカルのほかに、与那国島の黒糖を使用しており、液面は茶色く、まるでウィスキーやダークラムのような甘みと複雑さが感じられます。

ラベルは江戸時代から続く唐紙屋を継承するKIRA KARACHO(雲母唐長)のデザインと墨色のフロストガラスで、より季の美の世界観を踏襲したパッケージも特徴的でおしゃれになっています。

 

季の美のおすすめポイント

  • 米焼酎をベースに作っている
  • しっかりとしたボタニカルが特徴的
  • ジン好きにおすすめ
  • 種類が豊富で、好みを選ぶことができる

 

ジャパニーズクラフトジン【和美人】本坊酒造 マルス津貫蒸溜所

【和美人】は日本を代表する蒸留酒である焼酎の伝統的な技術を駆使して作られている本坊酒造の鹿児島の蒸留所であるマルス津貫蒸留所で製造されているジャパニーズクラフトジンです。

 

原料に使われるボタニカルは、蒸溜所のある南さつま津貫で収穫した金柑・けせん(ニッケイ)の葉をはじめ、鹿児島各地で収穫された9種のボタニカルとジンの核ともいえるジュニパーベリーを独自製法で仕込み・蒸留・ブレンドしてあります。

 

マルス津貫蒸留所はまだ稼働を始めて間もないのですが、日本の誇る焼酎の素晴らしさを取り入れたジンに仕上がっています。

やや焼酎よりの味になっているので、ロンドンドライジンが好きな方よりは焼酎を普段から飲んでいる方のほうがなじみやすいと思います。

 

マルス津貫蒸留所ではウィスキーの蒸留も行っていて、現在人気の高いウィスキーとなっています。

ウィスキーのほうはかなり出来のいい仕上がりになっているので、これからの活躍に大いに期待できる蒸留所です。

マルス津貫蒸留所の駒ヶ岳ウィスキーについては「ジャパニーズシングルモルトウィスキー駒ヶ岳の解説と評価!限定発売の津貫エイジングなどの情報もあります」に詳しく紹介しています。

 

和美人のおすすめポイント

  • 日本の焼酎の良さが出ている
  • 珍しいボタニカルを使用しているので特徴的な味わい
  • 本坊酒造が造っているので品質も安心
  • ボトルデザインが和風で受けがいい

 

ジャパニーズクラフトジン【ROKU六】サントリー

ジャパニーズクラフトジン【ROKU六】は世界的に活躍しているサントリーが販売しているジンで、日本の四季が生んだ6種類のボタニカルで作られた日本ならではの魅力を持ったジンです。

日本ならではの6種類のボタニカル

  • 桜花
  • 桜葉
  • 煎茶
  • 玉露
  • 山椒
  • 柚子

この6種類のボタニカルをそれぞれ旬の時期に収穫、素材の特長に合わせた製法で蒸溜することで、桜の香りや爽やかな柚子とお茶の風味、後味に感じる山椒のスパイシーさなどを引き出しました。

さらにジュニパーベリーやコリアンダーシードなどの伝統的な8種類のボタニカルを使用し、繊細な職人技で完璧なバランスを追求してブレンドされた中味は、複層的で繊細かつスムースな味わいのジンに仕上がっています。

 

生姜のスライスを入れたジントニックにするととてもよく合う味のカクテルになるので、ぜひためしてみてください。

 

六のおすすめポイント

  • 日本の四季を1杯で堪能できる
  • 伝統的なジンの良さも引き継いでいる
  • カクテルベースに使いやすい
  • あじわいがアッサリ目なので何杯でも飲める

 

ジャパニーズクラフトジン【油津吟YuzuGin】宮崎京屋酒造

ジャパニーズクラフトジン【油津吟】は宮崎の焼酎で有名な京屋酒造から製造されています。

ボタニカルには、胡瓜、柚子、山椒、日向夏など「和食」 の世界で親しまれてきた9種類のボタニカル素材を使用しており、柚子のフレーバーがとても爽やかなジンに仕上がっています。

 

焼酎は看板商品の「甕雫」と「空と風と大地と」を採用しているようなのですが、焼酎感は弱く、ジンとしての素晴らしい味わいを爽やかな香りが包み込んでいますので、ジン好きには人気が高いジャニーズクラフトジンとなっています。

 

名前の由来は京屋酒造の蔵元がある地名の「油津(あぶらつ)」とGINをアルファベット読みで「吟(ぎん)」という地名の油津と柚子をかけたネーミングをしてあり、ボトルのデザインもオシャレなため贈り物としての人気も高くなっています。

 

油津吟のおすすめポイント

  • 人気の芋焼酎をベースに使っている
  • 柚子を中心とした柑橘系のボタニカルが爽やかなフレーバー
  • ジン好きにおすすめのアッサリしたあじわい
  • ボタニカルを1種類ずつ蒸留しているのでさまざまな香りを楽しめる

 

ジャパニーズクラフトジン【HINATAひなた】宮崎京屋酒造

油津吟に続く京屋酒造の【HINATA】は油津吟とは打って変わったボトルデザインと世界に広げることのできるジンという目標の元に製造されています。

 

この【HINATA】はマスターブレンダーとして宮崎「Wine&Bar麦家」の有名バーテンダーである、蛯原三奈さんが総合監修をしていて、ボトルデザインは宮崎在住の画家・入江万理子さんがおこなっています。

全国レベルのカクテルコンペディションでも有名な蛯原さんはボタニカルを使用したオリジナルカクテルは1度は飲んでみたいカクテルの1つです。

そしてボトルは高級な特注製の陶器ボトルを使用していて、女性ならではの優しいデザインになっています。

カクテルベースにもおすすめなのでさまざまなスタイルの飲み方が楽しめるジンと言えるでしょう。

 

HINATAのおすすめポイント

  • ボタニカルをふんだんに使った(全18種類)甘く複雑なあじわい
  • ジン好きにはたまらない贅沢なフレーバー
  • ファーストインパクトが強いが徐々に優しい口当たり
  • カクテルにしてもおいしいので、さまざまなスタイルが楽しめる

 

ジャパニーズクラフトジン【まさひろオキナワジン】沖縄まさひろ酒造

ジャパニーズクラフトジン【まさひろオキナワジン】は沖縄で泡盛の製造を行っているまさひろ酒造が造るジンで、製造方法は泡盛の技術を取り入れています。

ボタニカルは主役のジュニパーベリーを引き立てるように、シークワーサー・グアバ・ゴーヤなどの南国を感じさせる特徴あるものを使用し、沖縄の季節風「真南風」を感じさせる仕上がりになっています。

 

あじわいは泡盛の感じが強く、ジンというよりは泡盛の古酒である「くーす」を飲んでいるようなしっかりとアルコール感のある感じがしました。

カクテルの原料にするよりはロックで飲むほうが【まさひろオキナワジン】のおいしさがわかりやすいでしょう。

 

まさひろオキナワジンのおすすめポイント

  • かなりガツンと来るクセのあるあじわい
  • ジン好きよりは焼酎好きにおすすめ
  • 日本人の飲みなれた味なのでジン初心者におすすめ
  • ソーダ割りが意外にもおいしい

 

ジャパニーズクラフトジンはおいしい!家飲みにも最適なので日本の魅力をお酒で知ろう

ジャパニーズクラフトジンの魅力はまだまだあるのですが、文字だけで伝えることはできません。

もちろん紹介していないクラフトジンもたくさんありますし、これからも人気が上がっていき種類も増えていくでしょう。

値段もウィスキーほど高くないので、ぜひジャパニーズクラフトジンを味わってジンの魅力について知っていってください。



コメント

  1. ミラ より:

    こんにちは。
    日本にもこんなにたくさんのジンが造られているんですね。
    ジンの香り、大好きです♡
    これからの季節にいいですね。
    色々と試してみたいと思います。

    • bartender より:

      いつも訪問していただきありがとうございます。
      日本のジンは最近人気が高く、ストレートからソーダ割りまで多くの飲み方で楽しめるのでおうち飲みにもおすすめですよ。
      暖かくなってきたらさらにおいしく感じるのでぜひお試しあれ!

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